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内視鏡を挿入せずにできる内視鏡検査
仮想内視鏡とは?
小さな大腸ポリープ(径5mm)
仮想内視鏡検査とは、80列CTを用いて、内視鏡を挿入することなく、胃・大腸の内視鏡像と同等の画像を得る方法です。
胃CTは、内視鏡やバリウムを飲むことなく、発泡剤を服用してCTを撮影します。大腸CTでは、内視鏡と同様の前処置を行い、空気の注入だけでCTを撮影します。
大腸内視鏡検査と同等の成績を示しています。
胃も大腸も内視鏡検査に比べて検査時間が短く、内視鏡を挿入する必要がありません。
病変が見つかれば内視鏡での精密検査が必要となります。ご希望の医療機関をご紹介します。
仮想内視鏡検査の特徴
- 苦痛が無い
- 内視鏡を挿入する必要がありません。
- 検査時間が短い
- 検査時間は10分と短時間です。
- より多くの情報を得られる
- 病変の大きさが分かり、腸管壁外の情報も得られます。
検査のご案内
- 検査日
- 胃仮想内視鏡は随時可能です。
大腸仮想内視鏡は診療日の11:00~12:30に行っています。
※完全予約制です。 - 予約方法
- お電話(083-223-5050)または受付にお申し出ください。
- 撮影時間
- およそ10分。撮影後、医師より結果をご説明します。
- 自己負担金
- 保険診療(保険外診療の場合は22,000円(税込み))
胃がん・大腸がんについて
胃がん
胃がんは日本人が罹りやすいがんだと言われています。
胃がんは、早期がんとそれ以外の進行がんに分類されます。
早期がんとは、病変が広がっていないがんや、浸潤している深さが浅いがんを言います。早期がんの場合、ほとんど転移を起こすことは無く、治療が可能です。切らずに治療する内視鏡的治療も可能となります。
一方、胃壁の筋層を越えて広がった進行がんの場合、転移が問題となり、それぞれの進行度に応じた治療法の選択が必要となってきます。
大腸がん
大腸がんとは、約2mある大腸にできるがんで、大きく分けると結腸がんと直腸がんの2つがあります。
増加傾向が著しく、胃がんの次にかかりやすく、胃がんを抜くと予測されています。
大腸がんは、早期がんとそれ以外の進行がんに分類されます。
早期がんは治療ができます。切らずに治療する内視鏡的治療も可能となります。
一方、進行がんの場合、転移が問題となり、それぞれの進行度に応じた治療法の選択が必要となってきます。
症例紹介
大腸仮想内視鏡
大腸ポリープ
進行大腸がん
胃仮想内視鏡
早期胃がん
胃潰瘍
検査の流れ
胃仮想内視鏡
1.検査の前に
検査当日の朝食は絶食としてください。
胃の蠕動(食べ物を送り出す運動)を抑える筋肉注射を行います。
2.検査
「発泡剤」を飲みます。仰向けとうつ伏せのCTを撮影します(約5分)。
3.結果の説明
検査後、ワークステーションにて仮想内視鏡を観察します。
翌日以降、結果を説明します。万が一異常が見つかれば、内視鏡などの精密検査が必要となります。
大腸仮想内視鏡
1.検査の前に
大腸の中を空にする必要があります。
検査前日は注腸食を食べていただきます。
検査当日、十分な排便があった後に来院してください。
2.検査
検査直前に大腸の蠕動(食べ物を送り出す運動)を抑える筋肉注射を行います。
専用の機械で肛門より大腸内に炭酸ガスを注入します。
仰向けとうつ伏せのCTを撮影します(約5分)。
検査終了後大腸内のガスを抜きます。
3.結果の説明
検査後、ワークステーションにて仮想内視鏡を観察します。
翌日以降、結果を説明します。
万が一異常が見つかれば、内視鏡などの精密検査が必要となります。